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ゲーオ・フェアテックス「65kgでは私がNo.1だと思っています。私もK-1でブアカーオ選手のような存在になれると確信しています」
ゲーオ・フェアテックス「65kgでは私がNo.1だと思っています。私もK-1でブアカーオ選手のような存在になれると確信しています」

11月3日(月・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2014 ~-65kg初代王座決定トーナメント~」。今大会では日本人4選手と海外強豪4選手の8人によるワンデートーナメントで、初代K-1 -65kg王者のベルトを争うことになった。外国人選手インタビュー第1弾はタイのゲーオ・フェアテックスだ。
――K-1参戦が決まった時はどんな心境でしたか?
「とてもうれしかったです」
――ゲーオ選手は今までK-1の試合を見たことはありますか?
「インターネットやDVDで見たことがあります。試合そのものがとても興味深いもので、自分もK-1ルールで戦ってみたいと思っていました」
――ゲーオ選手が普段戦っているムエタイとはルールが違いますが、そこは気になりませんか?
「確かにK-1はムエタイのようにヒジ打ちや首相撲が禁止されているルールです。でも私自身はK-1ルールで戦うことに何も問題はないと思っています」
――ゲーオ選手はVS日本人無敗という部分がクローズアップされています。なぜ日本人に対してそれだけ強さを発揮することが出来るのでしょうか?
「どこの国の選手が相手であっても、私は全力で戦っています。それが日本人選手に無敗という結果につながっているだけだと思います。強いて言うなら…私は対戦相手に合わせてバランスを取りながら戦うことが出来ると思っているので、それが勝利につながっているのではないでしょうか。それにムエタイこそ世界一の立ち技格闘技ですから」
――K-1でも私たちはムエタイの強さを見ることになるでしょうか?
「そうなるでしょうね。ムエタイはどんなルールで戦っても強い。ムエタイの技術はルールが変わっても何も問題ありません」
――ゲーオ選手は定期的に日本で試合をしていますが、日本での試合はやりやすいですか?
「9年前に初めて日本に来た時は、私もまだ20歳で非常に興奮してドキドキしていましたが、日本で試合を重ねていくうちに、日本のファンのみなさんのことが好きになって、日本で試合が出来る事を楽しんでいます」
――今回ゲーオ選手がK-1に出ることが発表されて、インターネットでは大きな反響がありました。
「(ニッコリと笑って)とてもうれしいです」
――ゲーオ選手はタイ以外でも試合していますが、世界中の人たちに自分の試合を見せたいという気持ちがあるのですか?
「はい。私の試合を世界中で見てもらいたいし、私のことをたくさんの国の人たちに見てもらいたいと思っています」
――K-1のファンに自分のどんなところを見てもらいたいですか?
「私がムエタイで培ったすべてのテクニックをK-1でもお見せしたいと思います」
――ゲーオ選手は幾つも衝撃的なKO勝ちを収めてきましたが、K-1でもそういったKOを見せてくれますか?
「もちろんです。今まで通り精一杯戦いたいと思います」
――ウィラサクレック・フェアテックスジムのウィラサクレック・ウォンパサー会長は「65kgではゲーオが世界でNo.1だ」と言っていました。ゲーオ選手自身もそう思いますか?
「はい。私も60~65kgの階級であれば、私がNo.1だと思っています」
――K-1で活躍・成功したタイ人と言えばブアカーオ(ポー.プラムック、現バンチャメーク)選手ですが、ゲーオ選手もブアカーオのようになりたいと思いますか?
「はい。私もK-1でブアカーオ選手のような存在になれると確信しています」
――ムエタイで獲得したタイトルで言えばゲーオ選手の方がブアカーオよりも上です。
「(少し照れながら)そうですね。ムエタイの経験や実績だけで言えば私の方がブアカーオ選手よりも上です。もちろんブアカーオ選手が素晴らしい選手であることには変わりありません」
――ゲーオ選手のK-1参戦を楽しみにしているファンにメッセージをいただけますか?
「いつもありがとうございます。K-1で優勝するために頑張りますので、K-1で戦う私のことも応援してください。K-1でも私とムエタイの強さを証明したいと思います」