「K-1 WORLD GP 2015 ~-60kg初代王座決定トーナメント~」チケット一般発売は11/8(土)~!!

K-1前田憲作プロデューサーが大会を総括「昨日の大会は世界に誇れる、世界一を決めるに相応しいトーナメントだったと思います」
2014/11/04

 11月4日(火)東京・ホテルメトロポリタンエドモントにて、東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された「K-1 WORLD GP 2014 ~-65kg初代王座決定トーナメント~」の一夜明け記者会見が行われた。

 会見にはまずK-1前田憲作プロデューサーが登場し、昨日の大会を振り返った。

「記念すべき新生K-1の第一回大会を無事に終えることが出来て、大会は大成功だったと思います。会場も超満員札止めで当日券が早々に売り切れて、本当に申し訳ないのですが500人近い人たちが会場に入れないことになってしまいました。またテレビやインターネットでたくさんの人たちにも見てもらい、K-1オフィシャルサイトも海外からのアクセスが多く、事前にサーバーを強化していたのですがパンク寸前になっていました。昨日の大会は世界に誇れる、世界一を決めるに相応しいトーナメントだったと思います。

 GLORYで世界一になった久保優太選手がKO負けしたことも海外ではニュースになったと思いますし、ゲーオ選手と足を止めて打ち合った姿も評価したいと思います。またトーナメント以外にもいい試合がありました。リザーブファイトのイリアス・ブライド選手もいい試合をしましたし、K-1甲子園の決勝はレベルが高く、優勝した平本蓮選手は期待しています。また55kgのスーパーファイト、大きい階級の中で55kgの持ち味が出せるか心配もありましたが、一番会場を沸かせたのは武尊選手でした。これからも慢心することなく、ジム、ファンのみなさんと一緒に100年続くK-1を創っていきたいと思います」

 続いて前田プロデューサーは質疑応答を行い、-65kg初代王者となったゲーオ・フェアテックス、大会のMVP、K-1甲子園などについて語った。

「(-65kg初代王者となったゲーオについて)どんなに仕掛けてもぶれない、精神的に強い選手だなと思いました。またあれだけ上手いパンチが上手いタイ人は珍しいな、と。K-1向きのムエタイ選手で、日本人にも受け入れられる選手だと思いました。(今大会のMVPは?)一番会場を沸かせてくれた武尊選手だと思います。(K-1甲子園が若い選手に与える影響について)僕もすごく期待しています。高校生でもあれだけレベルが高くて会場を沸かすことが出来る。大相撲では逸ノ城選手のようなまげも結えない力士が横綱をおびやかして沸かせました。いずれはK-1もそうなるのかなと思いますし、高校生でも十分にプロのリングでも通用すると思います。そういった若い選手が台頭することで新陳代謝が進むと思います」

 また前田プロデューサーは来年1月18日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2015 ~-60kg初代王座決定トーナメント~」についても言及。「65kgが世界に誇れる、世界一に相応しいトーナメントだったと思うので、60kgでもそれに相応しいメンバーを揃えたいと思います」と60kgも日本・海外の強豪選手を集めたトーナメントにしたいと話し、佐藤嘉洋に続き、ゲーオのスーパーファイト参戦も発表。「これまで私たちはジムはジム、アマチュアはアマチュア、今回は今回で全力でやってきたので、次は1月に向けて全力でやっていきたいと思います。みなさんに喜んでもらえるメンバーを発表できるように揃えたい」と主催者としての意気込みを語った。

K-1 WORLD GP 2014 ゲーオ・フェアテックス一夜開け会見/14.11.4. K-1 WORLD GP 2014 Press Conference

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