12月7日(日)東京・GENスポーツパレスで開催されたK-1アマチュア大会「第3回 K-1 CHALLENGE 2014」K-1キッズ＆ジュニアの部で、1月18日(日)国立代々木競技場第二体育館大会「K-1 WORLD GP 2015 ～-60kg初代王座決定トーナメント～」でプロデビューする平本蓮がミット打ちのデモンストレーションを行った。

K-1甲子園2014王者として、来年1月にプロデビューすることが決まった平本。この日はK-1ジム総本部の梶原龍児チーフトレーナーとパンチのミット打ちを行い、鋭い右ストレート、ボディ・アッパーを交えたコンビネーション、カウンターの左フックを次々と披露。会場内のマイクで特別解説も務めたK-1前田憲作プロデューサーも平本のハイレベルな技術を高く評価していた。

　ミット打ち終了後、平本と梶原トレーナーがそれぞれ挨拶。梶原はプロデビューを控える平本について「平本選手も子供の頃から試合に出ていて、今日は何かを伝えたいと思って少し緊張していました。平本選手は1月にプロデビューが決まって、ジュニアからプロになります。僕が指導していて一番意識しているのは気持ちの部分です」と話し「ジムのキッズたちにもテクニックだけではなく、大きな声であいさつすること、一生懸命やることが、恥ずかしいことではなく良いことだと教えています。今日の大会で成果が出た選手、出なかった選手がいると思いますが、これからK-1キッズ＆ジュニアが優秀なアマチュア大会になるようにみんなで頑張っていきましょう」と選手たちに言葉をかける。

　自身もキッズ＆ジュニア大会出身である平本は「僕もアマチュアで何十戦もやって、戦う気持ちや戦う楽しさを覚え、勝つことのうれしさが分かりました。みなさんもそういった下地を作って、K-1甲子園やK-1チャレンジにつなげてほしいです。僕も負けて悔しいことがあったけど、あきらめずにやってきました。今日負けた選手も必ず勝つ日が来るので、それを信じて格闘技を続けて欲しいです」と選手たちにメッセージ。約1カ月後のプロデビュー戦に向けて「本戦前のプレリミナリーファイトですが、しっかりいい試合をして、K-1らしい試合で盛り上げます！」と力強く宣言した。

　また大会を観戦に訪れていたK-1ガールズの西上まなみも挨拶に立ち「平本選手のミット打ちを音がすごくて見ていて怖かったです（笑）」と平本の迫力満点のミット打ちの感想を話すと「1月18日は私も頑張ってラウンドガールとして活躍させていただきます」と大会に華を添えたいと語った。