1月18日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN ～-60kg初代王座決定トーナメント～」に出場する卜部弘嵩・功也が、12月21日(日)千葉県茂原市民体育館で行われた「WRESTLE-1」にエキシビションマッチで出場した。

　学生時代を千葉県茂原市で過ごし、芦原会館夷隅支部で空手を学び、多くの好成績を残した卜部兄弟。高校卒業後に上京してチームドラゴンに入門、現在、兄の弘嵩はKrush -60kg級王座とISKA世界スーパー・ライト級王座の2つのタイトルを獲得、弟・功也もISKA世界ライト級王座を保持し、来年1月のK-1では－60kg初代王座決定トーナメントに兄弟揃って出場が決まっている。

　今回、エキシビションという形で青春時代を過ごした茂原市に凱旋した卜部兄弟はレガース（スネ当て）を着用せず、試合と同じ状態でエキシビションを開始。お互いにスピーディなパンチのコンビネーションを繰り出すと、空手仕込みの回転系の蹴り技も披露、最後はミドルとハイを蹴り合い、エキシビションを盛り上げた。

　エキシビション終了後、マイクを持った功也が「僕は小中高と茂原で過ごしました。こうしてWRESTLE-1のリングで兄弟揃ってエキシビションが出来る事をうれしく思います」と挨拶。続いて弘嵩が「1月のK-1に僕ら兄弟の出場が決まっています。決勝まで行けば僕たち兄弟で世界最強を決めることになります。今日は決着がつかなかったけど、1月は2人でK-1を盛り上げたいと思うのでWRESTLE-1のファンのみなさんも是非見に来てください」とトーナメント決勝での兄弟対決を集まったファンに誓った。