2月15日(日)東京・GENスポーツパレスで開催されたK-1アマチュア大会「第4回 K-1 CHALLENGE 2015」K-1キッズ＆ジュニアの部で、4月19日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN ～-55kg初代王座決定トーナメント～」に出場するKrush-58kg級王者・武尊が挨拶に立った。

　K-1甲子園出身の武尊は「僕も高校生の時にK-1甲子園に出て、リングや会場の雰囲気がその時の感じに似ていて、当時を思い出します」と挨拶。「キッズ・ジュニアの試合でもレベルが高いなと思いました。みんな上手くて、熱くて、手数も多い。僕が子供の頃は試合の途中で泣いちゃう子もいたのですが、みんな気持ちが強いなと思いました」と出場選手の気持ちの強さを称え「僕は空手ではいい結果を残せなくて、負ける方が多かったです。でも試合に出るのもそうだし、格闘技をやると気持ちが強くなります。格闘技で気持ちが強くなれば、格闘技以外のことにも活かされると思います。だからこれからも参加者のみなさんには格闘技を続けてほしいと思います」と格闘技を続けることの大事さを語った。

　2・6「Krush.51」ではKrush史上最多タイとなる3度目の防衛に成功した武尊は「（どのくらい防衛したい？）一生です。他の人にはベルトを巻かせません」と更なる防衛を誓い「僕はK-1で世界一になるつもりです。僕のライバルは55kgの他の選手じゃなくて、全階級の選手です。その中で僕が一番目立って、僕が一番輝きます」とK-1 WORLD GP-55kg初代王座決定トーナメント優勝を堂々宣言。「格闘技は心も身体も強くなるスポーツです。みなさんもこれから格闘技を頑張ってください。僕はK-1の世界チャンピオンになって、K-1をもっと盛り上げて夢のある舞台にします」と出場選手、集まったファンにメッセージを送った。

　また大会を観戦に訪れていたK-1ガールズの西上まなみ、岡田ゆり子もリングから挨拶。「武尊選手の防衛戦を会場で見ていたのですが目の鋭さがすごかったです」（西上）、「私はニコ生で試合を見させてもらったのですが、いつもは明るい武尊選手が試合になるとオーラが違いました」（岡田）と武尊の防衛戦について話すと、武尊は「僕は二重人格なんですよ」と答えて笑いを誘った。