7月3日(日) 東京・飯田橋にあるホテルメトロポリタンエドモントにて記者会見が行われ、9月19日(月・祝)国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 ～-60kg世界最強決定トーナメント～」の出場選手・組み合わせが発表された。

　-60kg世界最強決定トーナメントのリザーブファイトとして闘士VS皇治の一戦が決まった。日本代表決定トーナメントでは準決勝で大雅に敗れている闘士だが、1回戦でレオナ・ぺタスと大激闘を展開。先にダウンを奪われながらも3Rにダウンを奪い返す逆転劇で会場を大いに沸かせた。

　一方の皇治は日本代表決定トーナメント1回戦で卜部功也に惜敗。しかし試合前から功也を含む7選手と舌戦を繰り広げるなど、大きな注目と話題を集める存在となった。

　日本代表決定トーナメントでインパクトを残した両者による要注目のリザーブファイト。会見では両者が早くも激しい火花を散らした。

　先にマイクを持った皇治は「K-1に帰ってきました。まずは『リザーブかい！』って感じです。中国人に負けた小宮山（工介）ちゃんより俺が世界トーナメントに出た方が100％盛り上がるし、お兄ちゃん（卜部弘嵩）の脆い顎をクラッシュしてやろうと思っていたんで残念です」と挑発的な挨拶。

「世界トーナメントのリザーブファイトなんで夏を返上して練習かなと思ったんですけど、対戦相手が闘士のおっちゃんと聞いてラッキーと思いました。おっちゃんが相手なら夏はいっぱい遊べます」と闘士を一刀両断すると「おっちゃんはお子さんもいるんで怪我しないように倒してあげます。スカイツリーイベントで絡んであげたのに、おうちに帰ってツイッターでぐちぐち言っていたんで、ツイッターおじさんをボコボコにしてやろうと思います」と一気にまくしたてた。

　対する闘士も「世界トーナメントのリザーブファイトなのに、なんでKrushで一回しか勝ってないやつとやらなきゃいけいんだと思ってブーブー言ってました」と不満を爆発。「色々と言う割にはよくツイッターをチェックしているじゃねえかと思いました。大阪の“かまちょ”くんをボコボコにしてやります」と通告した。

　また闘士が「リザーブファイトじゃなくてよくないですか？　スーパーファイトでいいでしょう」と言えば、皇治も「本戦のトーナメントがしらけるくらいの試合をして、おっちゃんを倒そうと思います。俺にだけ期待してください」と自信たっぷり。大注目のリザーブファイトは果たしてどうなる！？